岩田さん
岩田さん
岩田聡はこんなことを話していた。
★★★
任天堂元取締役社長の岩田さんの言葉を集めた本。
おしゃれ、読みやすい、あたたかい。
・優先順位をつけて、何をやるかより何を捨てるか、何をやらないのかを決める。
制約はクリエイティブの母。
→これは物事の本質を捉えて、一番大切なことは何か?を考え
それ以外は潔く捨て、諦め、一番大事なことに集中するということでは。
仕事以外にも勉強、私生活の人間関係や家庭でも応用できる。
やりたいこと、出来ることよりも、何をやらないのか。を考え、潔く切り捨て、その上で選んだことに100%集中する。
あーこれが自分のウィークポイントだったなと。
私はずっと、やるべきことの優先順位は考えるようにしていたけど、その範囲が広すぎた。
全てをやらねばと完璧主義になってしまって、出来ていないことに気がとられて常に不安だった。全てを出来ない自分はダメだと思って、自信がなかった。
そして、制約はクリエイティブの母。という言葉。
仕事のときはもちろん、何にでも応用出来る素敵なマインドだと思った。
全て完璧に揃った人生の人の方が多いだろう。
そこで端から諦めたり人を羨ましがるのではなく、制約があるからこそ楽しめることってあるんだろうな。
・「仕事が面白いかどうか」というのは、「自分が何を楽しめるか」という枠の広さによってすごく左右されると思うんです、面白さを見つけることの面白さに目覚めると、ほとんど何でも面白い。
何ごとも楽しみましょう、なんて言われると、そんなことわかってるけど出来ないんだよ。と思う。
でも、面白さを見つけることの面白さに目覚めるとほとんど何でも面白い、という言葉は、好き。
ゲームみたいに楽しめるかも。だって、全部を楽しみましょう、とは言っていないから。
小さなことでもいいから、面白さを見つける。ないはずないんだ。それもクリエイティブなんだ。
いわば宝探しのようなものだ。
・自分の頭で考えること。
世の中の流れや事実を見たら、なぜそうなってんるんだろう?なんでこの人はこういう発言をするんだろう?と仮説を立てて検証するらしい。
多面的に角度を変えて、考える癖をつける。
そうすることで、思考力、判断力が身に付くし、違った味方でものを見れるようになる。
これは私が磨きたいところで、やっぱり大切なんだと。
自分の頭で考え判断出来る様にならねば危険であると、このコロナ禍ですごく実感したな。
デマやワイドショーに踊らされたり、私たち若者(でももうないかも)は政治から遠ざかるように誘導されていて。
それに会社に依存していると、コロナ禍での経営状況に一喜一憂するしかなくて下がっていく待遇に文句しか言えなくなる。
でも知識を身につけ自分の頭で考えられれば、この先の業界の未来がある程度予想出来てそのために今やるべきことを淡々と出来たり、転職するのかこの会社で上を目指すのか、自分の人生を自分で選べる。
本や情報、国の決定だって全て正しいわけではない。
なるほど、で終わって流されていた。本当にそうだろうか?自分だったらどうする?それはなぜ?と考えるのは、想像力、感性、判断能力が身に付く。